怒りに振り回されていませんか?
ストレスが多い状況だと、イライラして何に対しても怒ってしまうような状況もあるかと思います。親に何か言われて腹が立つ、鳥の鳴き声がうるさくて腹が立つなど、少しの刺激に対しても敏感に反応してしまう。疲れてしまいますよね。
そんなときは、怒りの感情を切り離す努力を行ってみましょう。誰かから気になる事を言われたら、その言葉が自分の横にあるゴミ箱に入るようにイメージしてみましょう。マンガの吹き出しがそのままゴミ箱に入っていくような感じです。
それか、気になってしまった相手の言葉を紙に書き出し、それを丸め、遠くにあるゴミ箱に投げ捨ててみましょう。なかなか入らない方がいいです。何度も投げるうちに、怒りと距離がおけます。
他にも、テトリスやクロスワードなど頭を使う作業をすると怒りの感情と距離がおけたり、相手が怒っている理由を勝手に考えて、○○という理由で怒っているんだなと理由付けしてもよいです。
ただし、怒りの感情を消そうとするのは無駄な努力となってしまいます。
試しに、今から「シロクマ」について1分間考えないようにしてみてください。絶対に考えてはいけません。
実際にしてみるとわかると思いますが、どうしても頭に浮かんできてしまいます。逃げようとすればするほど、人間は悪い感情に追い回されてしまうのです。怒りの感情は消そうとするのではなく、切り離して、ただ消えるのを待つのです。少し練習は必要ですが、続けることで効果が出てくることでしょう。
ストレス減らしませんか?
悩んでいる人は考え事が次から次へと頭の中を駆け巡って、ネガティブループとなっているかもしれません。当時の私も、常時頭の中がネガティブ思考でした。
これは悩んでいる人に限った事ではなく、学校で充実した生活を送っている人もネガティブ思考が多いのです。人間はポジティブな出来事の5倍以上、ネガティブな出来事に反応してしまう性質を持っているのです。
これは、大昔の猿に近い時代からの性質によるものといわれていますが、例えば、危険な生き物がいるかもしれないジャングルに入るとなったとき、ポジティブ思考だけの人は大丈夫大丈夫と入っていき、残念ながらサーベルタイガーなどの生物に食べられてしまいました。
しかし、ネガティブ思考の人はあそこは危ない、この前も他の人が食べられてしまったと警戒し、助かって生き残りました。その子孫が今の我々なのですから、当時は優秀なネガティブ思考が強いのも当然な訳です。
とはいえ、現代のストレス社会ではこの思考が足かせになっていますよね?そこでストレス対策をする訳です。いろいろな技がありますが、手っ取り早いのは何かに夢中になることです。
頭の中がネガティブで満たされているわけですから、例えばスポーツをしてみるのはいかがでしょう?特に効果的なのがボルダリングやキックボクシング、木登りなんてのもいいみたいです。手を離したり足の位置を間違えたら転んだり落ちてしまいますよね。他の事を考えている暇がないんです。運動をするとスッキリするでしょうから、気分転換にも最適です。
他には、今考えていることをもう考えられないというところまで紙に書き出してみるのもオススメです。もう無理という状態になるまで、何時間かけても構いません。頭の中で考えていると何時間でも考えてしまうと思いますが、書き出すとそこまでできません。そして吐き出した後は頭がスッキリとします。もちろん、書き出した紙は誰にも見られたくもないでしょうから、水に濡らしてから捨ててしまえば解読不能です。
他にもいろいろありますが、今回はこの辺で。
学校は行くべきなの?
学校は行くべきなの?
無理やり行く必要ないと思いますよ。筆者は中学校行きませんでしたが、普通に社会に出て働いて、普通に生活できています。その時期は先も見えず本当に苦しい思いをしました。でも、中学校という時期をやり過ごして環境をガラッと変えてみると、少しずついい方向に動き始めました。
人間の性格は半分が遺伝子で決まっていて、一生変わらず、そしてもう半分は主に友達などの環境によって変わるということが研究で証明されています。半分はどうしようもないかもしれませんが、もう半分は変えることができるんです。
辛いなら一旦待避して、環境を変えられるタイミングで新しくスタートすればいいと思います。例えば、県外の親戚の家にお世話になる、寮のある違う学校へ進学する、新学期から新しい友達を探してみる、もう働いてしまう、企業してしまう(最近、高校生実業家増えてますよね)など、いろいろ方法はあります。
苦しい状況を我慢し続けても何もいいことはないと思います。人間はストレスを抱え込むと正しい判断をすることができなくなるので、いち早く回避しましょう。